アイメックと呼ばれるフィルムで水耕栽培|土壌を選ばない

2年 ago by in 育成日記 ハオルシア, 育成日記 野菜
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アイメック


メビオール株式会社を立ち上げた森有一さんが開発。

 

土を使わずにフィルムを使用した水耕栽培を行う。

水にハイドロジェルを加えるとジェル化する。いったんジェル化したら絞って水を取り出すのは人間には困難だか、コンクリートにも穴を開ける力のある植物の根なら余裕。

アイメック

 

 

◆ハイドロフィルムの特性

このハイドロフィルム開発時に障害となったのが以下3点

・透明であること

→ 根の様子が見えること、根の様子がわかれば植物が元気かわかりやすい。土だと掘り起こさないと見えない

 

 

・ウィルスや菌を通さない

→ 水耕栽培の場合、水流を作らないと雑菌やウィルスが定着する。このためウィルスや菌を通さず水や栄養だけを植物に通したい

(水流ポンプがなくても導入できる)

このため髪の毛の1/10万の小さい穴にした。

 

 

・根が下を突き破らない

→ 根の力は強いため、強度を充分に保たないといけない

 

 

これらをクリアして開発し、農家に持ち込んだら最初は「バカかお前らは。これで1年失敗したら俺ら無収入やぞ?今出来てる土で確実にやるわ」と取り入ってくれなかったが、

雑誌Presidentで「おむつフィルム」というタイトルで紹介されると、問い合わせが多くなった。

 

 

◆ハイドロフィルムの成果

・ドバイなど砂漠でも農業が出来る

2009年に、ドバイでトマトをテスト栽培。結果は良好。砂漠でもトマトが実った

 

 

・公害のあった土壌でも栽培可能

中国の鉛工場跡地でも成果

 

 

現在全101ヶ国で特許取得

 

 

東日本大震災の津波で塩害がある土地でも効果を得られた。太田さんはアイメック農法で、16,000㎡、1日400kgを産出する。

 

 

◆アイメックの設置方法

 

トマト

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人工の土(トマトなど、1年も育てていると根から老廃物が出てくる。これをヒートモスに吸収させるために敷く)

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アイメック ハイドロシート

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フェルト生地(半渇きくらいの状態)

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点滴チューブ(栄養と水を供給する)

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止水シート

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これより下はどんな環境でもOK.コンクリートの上でも野が育つ

 

 

アイメックハイドロシートは、表側(植物側)はさらさらしている。植物は強く水分を吸いたいとしっかり根を張りながら、同時にもっとラクな環境である他の場所に移動したいと思って、鳥や動物に果実を食べてもらおうと、実を甘くしようとする。

このため、水を極限まで抑える農法と同じ効果も得られる。

 

 

ちなみにこのハイドロシートで根菜(大根)を育てようとすると、畳いわしのようになってしまうそう。

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これに、多肉に使えないでしょうか?

これなら夏の高温時や冬の低温時の休眠中に余計な水を与えすぎることがないような・・・

とはいえ、そこまで強く根を張る力が多肉にあるのかはわかりませんが・・・

 



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